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【国際郵便】お菓子をアメリカへ海外発送できますか?

2015/11/13 | カテゴリ:アメリカ

アメリカへお菓子やカップラーメンなどの食品を海外発送する場合、共通のルールがありますので、以下の記事もいっしょに参考にしてください。

アメリカへの食品の海外発送について

日本からアメリカへお菓子を送る場合、ほとんどのお菓子は大丈夫ですが、肉パウダーがまぶされているスナック菓子、例えば○○味のポテトチップスの○○の部分にビーフやチキンなどの場合は海外発送することはできません。

国際郵便のアメリカ向けの禁制品リスト、「動物製品」の項には、

「牛疫若しくはアフタ熱が流行している地域又は豚コレラ、水疱疹若しくはアフリカ豚コレラで汚染されている地域から発送された反すう動物又は豚の乳、クリーム、その他の分泌物及び臓器。(中略)ニューカッスル病が流行している地域から発送された家きんの肉及び製品(卵を含む。)」

と、あります。

「アフタ熱」とは牛や豚の伝染病である「口蹄疫」のことで、日本では、2010年の宮崎県で「口蹄疫」が流行しました。

なので、牛のエキスや豚肉の製品、豚のエキスの製品を海外発送することができません。(牛肉の製品は、もともと別項で国際郵便による海外発送が禁止されています)

また、「ニューカッスル病」は鳥の伝染病ですが、これも2010年の愛媛県で発生しました。

なので、鶏肉の製品や鶏エキスの入った製品も海外発送できません。

現在、日本では「口蹄疫」も「ニューカッスル病」も終息しています。(「ニューカッスル病」は2012年に清浄国宣言をしました)

しかし、いくら日本国内で伝染病が終息したとしても、一度、日本国内で伝染病が発生してしまうと、輸入国側はなかなかリストから解除してくれません。解除してもらえなければ海外発送することはできません。

なので、「お菓子をアメリカへ海外発送できますか?」の質問に対して、ボクの回答は、

「ほとんどのお菓子はアメリカへ海外発送できますが、肉のパウダーがまぶされているポテトチップスのようなスナック菓子は海外発送できません」です。

1回の海外発送は100ドルまで免税の範囲です。

(2015年11月13日 記)

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この記事を書いた人

店長
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海外にお住まいの皆さん、おこんにちわ。そうでない皆さんもおこんにちわ。こちらは伊坂商店の店長でございます。最近はポッキーより重いものを持ったことがないのでかなり体力がありません。動きたいのに動けません。好きな食べ物はおでんです。冬は毎日がおでんパーティーなので、だ、だ、だ大興奮です。